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睡眠と栄養

こんにちは、栄養士でスポーツフードアドバイザーの大貫ちあきです。

 

今日は、睡眠と栄養についてのお話です。少し意外かもしれませんが、質の良い睡眠と栄養は密接な関わりがあります。

 

睡眠ホルモンのメラトニンというのを聞いたことがあるでしょうか?このメラトニンがしかっり働くと質の良い睡眠がとれます。

 

メラトニンが何からできているかというと、ズバリたんぱく質です。では、たんぱく質をしっかり摂れば良いのか!というと、そう単純なものでもありません。

 

メラトニンが作られるためには、まず、セロトニンというホルモンが作られなけらばなりません。セロトニンは幸せホルモンとも言われ、ご存知の方も多いかもしれません。

 

セロトニンも材料はたんぱく質ですが、まず、朝に朝日を浴びて、糖質+たんぱく質の朝食を食べることにより作られます。そして、このときビタミンB群が不足しているとうまくセロトニンが作られません。

 

セロトニンの材料となるたんぱく質はトリプトファンというアミノ酸で、乳製品、大豆製品、穀類に多く含まれ、ゴマやナッツ、卵、バナナ等にも多く含まれます。朝食に良さそうなものが多いですね。

 

さらにセロトニンは、その90%が腸で作られるので、腸内環境を整えることも大事です。また、ビタミンDや鉄分も大きく関わっています。

 

そして無事にセロトニンがたくさん作られると、幸せホルモンと言われるだけあって、充実した日中を送ることができ、夜になるとメラトニンが作られ、質のいい睡眠に繋がっていきます。

 

セロトニンからメラトニンが作られるときにも必要な栄養素があり、特にビタミンB群やマグネシウムが大切です。

 

ビタミンB群は、B1やB6やナイアシンや葉酸等様々なものがあり、セロトニンが作られるときには、特にB6やナイアシンが大切ですが、その他のB群のサポートも必要なため、ビタミンB群全般に大切ということになります。種類により多く含まれる食品も異なりますが、お肉、魚介、乳製品、緑黄色野菜、豆類、卵、果物等をしっかり摂れば良いと思います。(全部やーん)

朝食で全てを補えなくてもよいので、身体の中でビタミンB群も不足しないように日頃からバランスのよい食事を心掛けたいですね。

 

質の良い睡眠は、

 

脳機能の改善

スポーツ能力アップ

免疫力アップ

ダイエット効果

美肌効果

 

等に繋がると言われています。

 

寝るだけでスポーツ能力アップ⤴⤴

ですよ!これは侮れませんね!